1997年に公開されて、マット・デイモン&ベン・アフレックが脚本で、
ロビン・ウィリアムズがアカデミー賞で、しかも監督がガス・ヴァン・サントで
注目を集めてたものの、公開当時は、良くわからなかったのである。
昨日、何となくまた借りてきてみたらとても良かったー。
主人公のウィルはさ、天才的に頭がいいくせに、幼いころに虐待されていたトラウマから、
殻に閉じこもったまま、何にもしない不良坊主なのだよね。
ウィルの才能を見つけ出してくれた数学教授やら、
大手の会社の社長さんなんかから、
「ユーはもったいない!これから一緒にがんばろうトゥギャザー!」
なんて言われても、新しい世界に入っていって、
もしかしてまた傷つけられるかもしれないのが嫌なのね。
そんなこと、自分が一番わかってるのに、どうにもできないのね。
でも心に突き刺さったこの言葉。
不良仲間で親友のチャックがウィルに言うのです。
「お前は大当たりの宝くじを持ってるのに、大金を手にするのが怖くて換金できない大バカ者だ。
俺も、周りのみんなもその宝くじを欲しくてしょうがないのに、ただの紙切れにしとくバカだ。」
どんなに偉い人の言葉よりも、響くのさ。
そしてわかりやすい。
そしてこの言葉。
同じように心に傷を負ったロビン・ウィリアムズが、
ウィルの過去についてこういうのです。
「It's not your fault 君は悪くない」
ウィルは
「I know. 分かってるよ」
って、強がるんだけど、何度も何度もそう言って、ウィルを認めてあげるのです。
決して派手ではなく、静かな映画で、それがまた良かったなー。
久しぶりに、映画の感想でした。
宮古島にだって、TSUTAYAはあるんだぜっ!!
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